🧠 JavaScriptの記述ルール(初心者向けまとめ)
I. 文の終わりにはセミコロン(;)をつける
- 命令の終わりにセミコロンをつけることで、コードの区切りが明確になります。
let name = "Taro";
II. 変数の宣言には let や const を使う
let:変更可能な変数const:変更不可の定数
let age = 20;
const birthYear = 2005;
III. 文字列は " " または ' ' で囲む
- どちらでもOKですが、統一して使うのが良い習慣です。
let greeting = "こんにちは";
IV. インデント(字下げ)でコードを見やすくする
- 通常はスペース2つまたは4つで揃えます。
function sayHello() {
console.log("こんにちは!");
}
V. コメントを使って説明を書く
//を使ってコードの説明を記述できます。
// これは挨拶を表示する関数です
function sayHello() {
console.log("こんにちは!");
}
VI. 命名はわかりやすく、英語で書く
- 変数や関数名は意味のある英語で書くのが一般的です。
let userName = "Taro";
function showMessage() {
console.log("ようこそ!");
}
VII. 大文字と小文字は区別される
Nameとnameは別の変数として扱われます。
let name = "Taro";
let Name = "Hanako"; // ← 別の変数
VIII. ⚠️ 留学生への重要アドバイス:文字列やコメント以外は半角文字で記述する
日本のパソコンやスマホを使うとき、最初にびっくりするのが 「文字の大きさ(幅)」 の違いだと思います。
簡単に言うと、「スリムな文字」 と 「太っちょな文字」 の2種類があります。
これは日本だけではなく、漢字やハングルを使う東アジアの国々(CJK:China, Japan, Korea)に共通する特徴です。
1. 全角と 半角の違い
イメージは「箱」のサイズです。
- 全角 (Full-width): 正方形の箱。漢字やひらがなと同じ大きさ。
- 半角 (Half-width): 全角の半分の細い箱。アルファベットや数字に使われます。
| 種類 | 見た目 | 特徴 |
|---|---|---|
| 半角 (Half) | A B C 1 2 3 ! ? | スリム。世界中で使われる標準サイズ。 |
| 全角 (Full) | A B C 1 2 3 ! ? | 横に広い。日本の漢字やひらがなと仲良しサイズ。 |
2. なぜこれが大事なの?
日本のウェブサイト(銀行、学校の登録、ネットショッピングなど)では、「ここは半角で書いてください」「ここは全角で!」 というルールがとても厳しいです。
- メールアドレス・パスワード: ほとんどが 「半角」 です。全角で打つとエラーになります。
- 名前(フリガナ): 銀行などでは 「全角」 を求められることが多いです。
Important
よくあるミス: スペース(空白)にも「全角」と「半角」があります。 パスワードの間に「全角スペース」が入ってしまうと、見た目では気づけないのでログインできなくて困ることがあります。注意しましょう!
コードはすべて「半角(half-width)」で書きます
JavaScriptなどのプログラムを書くときは、画面に日本語で表示する言葉や、コメントなどを除いて、半角文字で書きます。
特に「全角スペース」や「全角のセミコロン ; 」、「全角のカッコ ( ) 」が混じると、プログラムは動きません。日本語入力(IME)を使っているときは、常に半角になっているか確認しましょう。
また、ほとんどのプログラミング言語(Python, JavaScript, Java, C++ など)は、英語をベースに作られています。そのため、コンピュータは「全角スペース」をスペースとして認識できず、「ナゾの記号」だと思ってしまいます。
3. どうやって使い分けるの?
キーボードの「半角/全角」キー以外にも、便利なショートカットがあります(Windowsの場合)。
- 文字を入力して、確定する(Enterを押す)前に…
- F8キー を押すと、一瞬で 半角 になります。
- F9キー を押すと、一瞬で 全角アルファベット になります。
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、「日本の文字(漢字)は大きいから、専用の広い席が必要なんだな」と思えばOKです!
IX. まとめ:JavaScript学習のルールと習慣
JavaScriptの書き方:これだけは守りたい8つのルール
最後に、ミスを防ぐための大切なルールをまとめました。
たとえば飲食店でアルバイトをする場合も、わかりやすく書かれたマニュアルを見れば、ミスをすることなく作業することができます。マニュアルは、誰が読んでも同じ意味にとれるように、あいまいさのない、はっきり書かれたものでなければなりません。
プログラミングは世界共通のルールです。なぜ英語(えいご)で名前を付けるのか? それは世界中のプログラマーが共通して使う「公用>の言葉」だからです。
以下のルールを「チェックリスト」として使いましょう。
- 文の終わりにはセミコロン(;): 命令の区切りをはっきりさせます。
- 変数の宣言(せんげん)は let と const: 値を入れる「箱(はこ)」を作ります。
- const:一度決めたら変えられない 「箱に貼った固定ラベル」 です。基本はこちらを使います。
- let:あとで中身を入れ替られる箱です。
- 文字列は “ “ または ’ ’ で囲む: 「こんにちは」などの言葉は引用符(いんようふ)で囲みます。
- インデント(字下げ): コードの行の最初をスペースで揃えて、見やすくします。
- コメント(//): 自分のためのメモです。コンピュータは無視します。
- 名前は英語(えいご)で付ける: let namae ではなく let userName と書くのがプロのルールです。
- 命名にキャメルケース (camelCase): 2つ目の単語を大文字にします(例:userName)。
- 大文字と小文字を分ける: MyName と myname は、コンピュータには違う箱に見えます。
- コメントを書きましょう:
//のあとにメモを書きます。自分の母国語でメモを残すと学習がはかどります。 - コードはすべて「半角(half-width)」で書きます: これが一番大切です。文字列の中とコメント以外で 「全角」を使うと、コードは絶対に動きません。